開運研究所公式ブログ

2017.11.29

西国観音の納経帳を御棺に入れると・・・

私がよくブログでも書いています

「四国八十八か所巡礼」

「西国三十三観音霊場参り」

は今となっては全国各地にいろいろある巡礼の
中でも一番歴史が古い霊場です。

巡礼といってもピンとこないとしても
「お遍路さん」
と聞くと聞いたことがあるのではないでしょうか。

この巡礼には「納経帳」というものがあります。


中はこんな感じで、お参りに行くたびに
重ね印を押してもらうというシステムになってます。

私は、この納経帳以外に、もう一冊持っていて

これは初めてお遍路したときのもの


その年はちょうど四国霊場1200年記念の年で
普段は頂けない特別スタンプを押してもらえたのです。

だからもったいなくて重ねにせずに置いてあります。

 

でもね、この話を教えてもらってから、
2周め、3周め、お参りするたびに
新しい納経帳に納経してもらえばよかった。

って心の底から思いました。

 

それは、この納経帳をばらして、亡くなった方の
御棺に並べてあげるといいというお話からきています。

聞いたことはありますか?

自分の親や大切な人を御見送りするときに、
巡礼の納経帳をバラシて、故人の上に
並べてあげるといいのです。

 

私もそれは知っていたのですが・・・

 

あの世に旅立って、三途の川を渡る前に
奪衣婆(だつえばあ)が
着ている衣をはぎ取り
懸衣翁(けんえおう)が重さを測るといわれています。


新宿の大宗寺にいらっしゃる奪衣婆

その衣が重いと業が深くて
罪が重いということになり、
死後の世界での処遇が決まります。

でも、もし、人から納経をしてもらったものを
身に着けたり、御棺に入れてもらっている場合は、

それだけ人に大切に思われている人だから、
そんなにひどい人間ではない。

と評価され、処遇が軽くなるそうです。

 

自分が御棺に入れる用に巡礼をして、
家族などに頼んで入れてもらうよりも、
他の人のお参りしたものを入れてもらった方が
評価が高いというのです!

何もしない人 < 自分で巡礼した人 < 人に納経入れてもらえた人

ということです。

 

ということは、大切な人を見送るときに、
出来る限り毎回入れてあげたいじゃないですか。

それで1冊ずつにしたらよかったなぁ。。。って
思ったのです。

でもこちらを集めるという方法もあります。


そう、判衣です。
納経印を教えてもらうための白衣です。

これを故人に着せてあげるのです。

 

でも本当に近い身内だったら、何を着せても
大丈夫でしょうけど、身内以外の友達などの
場合に、判衣まで着せてあげられない。

ということもあるので、そういう場合は、
たたんで、御棺に入れさせていただくという方法もあります。

 

四国も西国も、判衣は1人1枚と、
まとめて何枚もは押してもらえないように
なっています。

だからみなさん、何周もしているのです。
もちろんそれだけじゃなく、
巡礼に魅力があるからなんですけどね。

 

私のお参り仲間の老齢の方々も、自分の分はもちろんだけど
子ども、嫁、孫たち、と何枚も判衣を作られて
家に保管してあるそうです。

 

あと、お御影(おみえ)といわれるものも頂けます。


これを巡礼1周分全部を入れてあげるという事も聞きました。

ご家族があまりこういうことに理解がないと、判衣をいれてあげたくても
できいこともありますので、これならできそうじゃないですか。

このお御影(おみえ)も何周もするとどんどん溜まっていくのです。


私はこんな御影帳に入れてあるのですが、
2週目から頂く御影どうしようかな。と思っていたんです。

これを御棺に入れてあの世に持って行ってもらうと
こんな優遇処置があるなら、もっと頑張って集めよう!
と思いました。

 

この話を教えてくださったのは大阪の霊能者の伴さんです。

ありがとうございました。

 

それで、2018年は、西国三十三観音巡礼をすることに
ほぼ決めましたので、
こちらでも納経帳、判衣、押してもらえますので
大切な人のためにお参りしてみませんか?

ちょうど2018年は西国三十三所の開創1300年という
節目の年となります。

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