2017年08月14日

産土さまと氏神さまの違い

私が、お参りするべき一番重要な神社 とお伝えしている、産土(うぶすな)神社
いつも、氏神(うじがみ)さまと混合されるのです。

現在の神社神道(神社庁が管轄している)の中で
氏神神社という風に指定されている神社は、
その土地を管轄する神さまのいる神社です。

神社庁に産土神社を問い合わせすると
「何町何丁目に住んでいると、○○神社です。」
と教えてくださいます。
でもそれは、氏神神社の事です。

私が鑑定している産土神社や鎮守神社とは異なることがほとんどなのです。

氏神さまのエリアに住む人を「氏子」さんとお呼びします。
でもそもそも本来の意味の「氏神」というのは、
名前のとおり、家単位で守護してくださる神社だったのです。

平安時代には荘園制度などがありましたから、
たとえばこの地域には高橋さんが多いとすると、
高橋氏の氏神神社が地域の○○神社である。
というのが、本来だったようです。

そして昔は神社は国が管轄して、お金も出し管理をしていました。

ところが、戦後、国が補助するのでなく、
それぞれの神社で氏子さんから奉納金を頂いて神社経営していくように。
と制度が変わったんですね。

それまでは国からの補助でやっていけていた各神社は、あせりました。

有名で参拝者の多い神社はいいけど、
無名で村人の少ない神社はいったいどうすればいいのだ。

ということで、不公平だから、氏子の取り合いにならないように、
区域ごとに氏子を分けよう。

そういう風になって、今の氏子制度になったようです。

もちろんその土地を守護してくださっている神社で、
自分もその地に住まわせて頂いているので、
お参りに行くことを私もお勧めしています。

でも、この氏子制度だと、
同じ家に住んでいる人は全員同じ神社。
ということになりますね。

そしてその町に住んでいる人も全員同じ神社になるわけです。

そこが、私がお勧めしている産土神社との大きな違いなんです。

私がお調べする産土神社は、
同じ家に生まれた家族であっても、
別々の神社になるのが普通です。

まさに、オンリーワンの守り神なんです。

それは、今世血のつながった親子、兄弟であっても、
それぞれの魂には違う前世がありますし、
前世では違う先祖にもお世話になっているわけです。

だから縁のある神仏が同じ系統であるとは限らないのです。
というより、ほとんどが違うことが多いのです。

それにお父さんとお母さんは別々の土地で生まれている方が多いので、
やはり別系統の神さまが産土さまになってることが多いのです。

すると、父方系の影響が強い、母方系の影響が強いなども、
その子どもごとにありますし、
両方の影響を受けずに産土さまが決まる場合もあります。

魂レベルで考えれば、わりと納得できることなんです。

だって、兄弟だからって同じ性格、同じ顔ってことはほとんどないですよね。
一卵性双生児であっても、産土神社が別々になることがよくあります。

これは占いを仕事にされている方には腑に落ちる話じゃないでしょうか。
だって、双子だったら東洋の占術でも、西洋の占術でもほぼ同じ命式
同じホロスコープになるわけですよね。

だったら同じような人生、同じような職業についてもいいのに
全く違う人生を送る双子の人もたくさんいます。

だからそのオンリーワンの神さまにお参りにいくということが、特別であり、とっても開運する参拝になるわけなんです。

お正月のお参りはいつも大変です。
でも、自分の神さまにご挨拶が出来る喜びがあります。

 

私の仲のいい親戚のおじとおばは、
ほとんど信仰心はない感じですが、
お正月には必ずそれぞれの鎮守神社(産土神社は遠いので)に、
お参りにいってくれているそうです。

そして
「わたしの神社にもお参りちゃんとしてきたよ!」と
嬉しそうに報告してくれます。

こういう風に、生活に根付き、
何かあったときには精神的な拠り所にもなり、
普段はいつも感謝をしにいく場所。

それが、産土神社であり、鎮守神社なのです。
(産土神社は、自分が妊娠中に住んでいた地にいる一生担当してくださる守護神です)
(鎮守神社は、現在の地で守護してくださるやはりオンリーワンの守護神です)

氏神さまと産土さまの違い、わかっていただけましたでしょうか?
私は決して、氏神さまを否定しているわけではありません。

両方お参りしましょう。両方大事にしてください。とお伝えしています。

そして個人的な相談があるなら、ぜひ産土神社や鎮守神社にお参りすることが、一番近道です。

 

 

藤尾美友プロフィール

最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ


  • 2017年11月 (22)
  • 2017年10月 (31)
  • 2017年9月 (17)
  • 2017年8月 (12)
  • 2017年7月 (8)
  • 2017年6月 (10)
Copyright © 2017 ILU All Rights Reserved.