こんにちは。開運鑑定家・藤尾美友です。
さて、お参りのキホンの続きです。
たまに聞く質問で、ある神社では投げ銭をする風習があるとかないとか。
確かに初詣初日の大混雑がある神社では、拝殿の前にネットをかけてある神社があります。
そういうところはお賽銭を投げられても、ネットで下に落ちるようにしてあるのかも知れません。
でもそもそも、自分が拝殿の向こうにいる神様だったとしたら、お賽銭を遠くから投げつけてくる人の話を聞いてあげようと思うでしょうか?
ということで、私は絶対にしない派です。
投げ銭という言葉は神社ではなく、路上ライブとか見世物をされた方へのおひねりをカゴに入れるときに使ったりする言葉のようです。(違うかも知れませんが)
お賽銭の意味は、「賽」というのは神様への御礼という意味で、願いが叶った時や日々の平穏を感謝するときに神様に捧げる金銭のことなんですね。
ぜひ私のブログを読んでくださっている方は、そおっと落とすようにしてみてください。
鳥居というのは、鳥が居ると書くように、お祓いの神様が悪いものが入ってこないように見張ってくれている結界の入り口です。
いわば神社の門にあたる場所ですので、一礼してからくぐりましょう。
ど真ん中はあまり通らないほうがいいでしょう。右か左かどちらかに寄る方がいいです。
そして鳥居がいくつも出てくる大きな神社の場合は、それだけ結界が何重にも張られていると考えて、鳥居があるたびに一礼します。
そして、今度出るときも、振り返ってまた一礼してください。
最近の参拝をみていると、くぐるときには一礼する方が増えましたが、帰るときはそのままくぐって帰る方が多いです。
私はもう一度その鳥居を出たところで、振り返って一礼することをお勧めしています。
神様が見送ってくださっている事もあるからです。
鳥居をくぐると、その後に手水舎がある神社やお寺が多いですね。
手水舎がある場合は、ぜひ清めてからお参りしてください。
もともとは神社の手前にある川で禊をしてから、お社に向かった「禊」の簡略版が今の手水です。
今でこそ、柄杓に口をつけて水を飲む人は減りましたが、昔は結構当たり前のようにしている人がいて、よく柄杓に口紅がついていて、げんなりしたことがありました。
手水は本気で手を洗う場所でもなく、もちろん水を飲む場所でもありません。
作法はこれを参考にしてください。
それと、もしあなたの産土神社や鎮守神社に手水舎がない、もしくは水が流れていない、水がきたない、という場合は無理に手水をしなくても大丈夫です。
事前に手を洗ってから参拝するとか、ウェットティッシュでちょっと拭くとか、自分なりに気持ちいい方法で参拝してください。
今日はここまで!
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