神社にお参りする目的は
神社や仏閣にお参りするのは、
「お願いごとを叶えてもらうため」
だと思っていませんか。
そもそも神社というのは、
「大地の恵みに生かして頂いている感謝をお伝えするところ」
です。
お願いごとをしてはいけないの?
でもそんな堅苦しいこといってると、
どんどん足が向かなくなっちゃいますよね。(笑)
つらいときには、泣きに行ってもいいし、
ピンチの時には、助けてください!って
すがりに行ってもいいのです!
そして神様はびっくりするくらい助けてくださいます。
本当に。
でも困ったときだけ神頼みして
困らなくなったらまた 忙しい、忙しい
と足が向かなくなるのもこれまた人の性(さが)なんですよね。
助けてもらった後に御礼参りに行くと
神様の評価はぐんとあがりますし、
幸せな時にもお参りに行く方が
もっともっと神様と仲良くなれますよ。
自分の神社にお参りするときは
いいことがあったらそのご報告や御礼、
そして叶えたい目標や後押しを
お願いしたいことなど
お参りする神社に合わせて、
お祈りすると良いです。
たまにしか行けない神社にお参りするときは
自分の土地とは離れた聖地や大きめの神社に
お参りする際には
どのようにお参りすればいいのでしょうか。
御礼参りもなかなか行けないし・・・
という素朴な質問が私のもとによくきます。
そこで私がいつもお伝えするのは
「神様にお目通りをしに行く」
ということです。
「お目通り」というのは、
私はこういう人間で、
どこどこの産子です。
(産土神社や鎮守神社をいうといい)
このような夢があり、がんばっています。
もし後押しして頂くことがあれば、
ぜひともよろしくお願いいたします。
このようにご挨拶して、自分を知って頂くことです。
まずは「お目通り」を目的にお参りしてはいかがでしょうか
神様は律儀なのでしっかりご挨拶に来た人のことは忘れませんよ。
人間の守護は神様の仕事ではない
そもそも神仏は
人間の願いだけを叶えるために存在しているわけではありません。
神様は生きとし生けるもの全てを生み出し続けています。
人間だけでなく、動物や自然を守っているのです。
では一体なぜ人間を守ってくださるのですか?
と神さまに直接お伺いしたことがあります。
答えは
「守りたいから」
つまり、神様の好意で動いてくださっているのです。
ただ、ピザの出前を頼むように
「これをよろしく」と言ったからといって、
その注文通りのものが届くわけではありません。
ではどんなスタンスで神社に行くのがいいのでしょうか?
それは、私は決意表明をしにいくことだと思います。
「私はこれこれをこのようにして人のお役に立ちたいと思っています。
つきましては、こうするためにこのような資金や人が必要となります。
同じ志に共感してくださる出資者、そして仲間と出逢えるように
ぜひとも後押しお願いいたします」
みたいにね。
それが本物の志だと認定されたら、
ものすごく裏で動き回って、
縁結びや交渉をしてくださいますよ。