神主さんや氏子さんたちです。
10円だったからどう、5円だからどう、
というようなことは関係ありません。
お賽銭の額を見ていませんが
エネルギーは受け取っているのです。
もう少しわかりやすく言うと
「どんな気持ちでお賽銭を入れているか」
は伝わっています。
「もったいないけどしょうがない。
これだけ入れるから願いを叶えてもらおう」
というような上から目線のお賽銭の仕方であれば、
「お金の金額でいうことを聞いたり聞かなかったりする存在ではない」
となるでしょう。
また
「もったいないから1円にしておこう」
と思って入れると
「願い事はたくさんするくせに、
お賽銭はもったいないと思っているのだな」
ということが神様に見抜かれてしまいます。
あくまでもお賽銭は「お供え」
「お供え」はその人の気持ちなので、
その人の信仰心が出てしまう部分なのです。
その人に合った金額がある
その人の経済状況によって、出せる金額も全然違います。
だから、お賽銭はいくらにしたらいいのか?という質問に
私はお答えができません。
身の丈に合わない金額を無理してお賽銭や奉納をして
家族が生きていけなくて苦しいほど困る。
というのも違いますよね。
たくさんお金を持っているのに、ケチケチ根性で
お賽銭の金額を小銭しかしない、というのも
ちょっと違うんです。
経営者の方や大会社の社長ほど、
神様に助けられた・・・
という経験をされているので
そういう方たちは、多大な奉納をその神社やお寺にされます。
有名なのは、
雷門をご奉納された当時松下電器(現パナソニック)の松下幸之助さん
私の知る経営者の方も、お札しか入れないと
いう強者もいらっしゃいます。
いくらのお賽銭・奉納が最適か自分で考える
「お賽銭をいくらすればいいですか?」
神仏に対する感謝の気持ちをお供えするのが、
奉納でありお賽銭なので、
いくらしたいかは自分が考えるべきことですね。
誰かにプレゼントをもらったら、
御返しを何にしようか
いくらのものにしようか、
一生懸命考えますよね。
それと一緒です。
人間関係を円滑に行う事と、
神人関係を円滑に行う事は
そんなに違いはないと考えてください。
投げ銭はしないで
よくお賽銭箱にお金をじゃらじゃらって投げる方いますが
あれは「投げ銭」といいます。
お祓いの意味で投げ銭を勧める方もいるのかもしれませんが、
私は投げないようにお願いしています。
だって自分が神様だったら、硬貨をぶつけてくる人の
話を聞きたくないって思うのです。
お賽銭は静かに納めてくださいね。
人間以上に神様は律儀なご存在です
私の経験ですが、神仏事に
思い切って大きめの金額をさせて頂いた時は、
後の結果が大きく違うように思います。
私は数多くの神社・仏閣にお参りしていますので、
具体的にどこの神社でいくらしたからどうだった。
というデータはもちろんわからないのですが。
例えば、熊本地震の後に、
阿蘇神社が大変な被害になり、
修復するための奉納を集め始めたころに
普段あまりしない金額の
ご奉納をさせて頂いたことがあります。
そのご奉納の振込の後、その金額よりも
多めのお仕事がすぐに決まったのです。
神様って本当に律儀なご存在だなと
いつも感じています。
ここで神様は金額は見てないんでしょ。
最初いってたことと違うじゃない
という話ですが、エネルギーでだいたい
わかったんじゃないでしょうか。(笑)
お見通しだから。
生活に困らない程度に、いつもお世話になっている
神社仏閣には、時々、ちょっと頑張ってお賽銭を多めに。
もしくは、ご奉納をすることは
徳積みにもなりご先祖様も喜ばれ、お勧めです。
ただし、多めのお賽銭をするのがいやで、
お参りの回数を減らすくらいならば、
少なめでも何度もお参りした方が
神様が喜ばれるかなと私は思います。
お賽銭やご奉納をするとき
〇硬貨の場合
そのままお賽銭しましょう。
袋に入れられると、お賽銭を集めたときに大変なので
やめてほしいと神主さんに聞いたことがあります。
〇お札の場合
お札をお賽銭箱にぴらっとそのままいれると、
途中で引っかかってしまいますよね。
ある人に
「それは神様から受け取り拒否されてるのよ」
と聞いたことがあります。
受け取り拒否は悲しいですし
私は、小さい封筒に、用途と氏名を入れて
入れるようにしています。
右の袋をお財布に常備していて、ささっと書いて
入れさせて頂きます。
左の封筒はこんなかわいい袋でも
いいのかなと思って買いました。
用途の書き方はこんな感じで
(自由に書いてください)
奉 納
御手水修復代
植樹代として
〇〇社しめ縄代一部として
その神社でここがもうちょっとよくなってほしいと
思う事を書いてみてはいかがでしょうか。
使われるかどうかはわかりませんが、
次の予算決めの時に考慮してくださり
御手水がきれいになったり、
しめ縄が新しくなったり、
というようなことはよくありました。
〇外国の場合
日本の寺社に外国の硬貨を入れられると困るそうです。
それは当然のマナーですね。
換金にいく暇もないでしょうし。
逆に自分が海外に行く場合も同様です。
バリの寺院の参拝ではバリのコイン、
台湾の寺院では台湾のコインを入れました。
おわりに
神社は白の硬貨、お寺は茶色の硬貨
とか、
15円は、十分ご縁がありますように。
というゲン担ぎ
みたいなことはいろいろあるようですが
私はたくさんの寺社にお参りするので
それはあまり気にしていません。
ゲン担ぎをしたい方はされたらいいですが、
神様はあくまでもエネルギーで観ていますので
楽しく気持ちよくお参りしてくださいね。