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お正月の事始めは12月8日~28日まで

師走と書いて、しわす。
12月は本当にイベントや用事が
忙しくあっという間の一ヶ月ですね。

 

それはわかっているのですが、
お正月に一年の福をもたらす

「歳神」様にお越しいただくために、

家を清めて、お迎えする準備を

しなくてはなりません。

 

これがお正月の「事始め」です。

12月8日という説と、12月13日からという説があります。

煤掃いは8日となっているので、8日から大掃除やお正月の準備、お買い物のスタートと考えていいでしょう。

 

まずは大掃除ですね。

普段からお掃除している方も、さらに普段行き届かないところなどお掃除するのがこの事始めです。

 

また普段からお掃除できていない方は急いで、きれいにしなくては間に合いません。

 

私も普段あまりお掃除できていない、ベランダや窓掃除はもう終えました。

 

隣の間のネットは、猫が間違って隣にいかないためにつけました。
いろんな道具をかけておくのにもちょうどよくて気に入ってます。

ネットと突っ張り棒はホームセンターで買ってきました。


反対側です。
いつものごとく、掃除前の写真はありません(笑)

いつもきれいにしています。

って言えたらかっこいいのですが、娘も巻き込んで、べランドの掃除と窓拭きを一度に行いました。

 

窓は、古いサッシと二重サッシがあるので両方拭かないといけないのでまあまあ大変。

 

あと、サッシのレールのところがすごく汚れていて、ここも大変でした。

 

溜めてはいけませんねー。

 

掃除後。ピカピカ。

 

また、掃除だけでなく、いらないものを処分する

「断捨離」もがんばりましょう。

 

そして、大掃除が終わったら、
「お飾り」を飾ります。

今のおうちでもされるお飾りの代表は


門松


しめ縄


鏡餅

皆さんはご準備されていますか?

これらは何のために飾るのか、理由がわかったらきっとすぐにスーパーに行って、すぐに買ってこよう。と思うかもしれません。

私もずっと何のためにこのお飾りをするのか知らないでいました。

それは、お正月に「歳神様」が家にやってきてくださる。
という歳神信仰からきています。


歳神様はご来光とともにやってこられます。

歳神様は、松の内の間、家にいらっしゃると考えられています。

松の内の期間は地方によっても変わりますので
ご自分の地域に合わせてください。

年末の大掃除は、歳神様に来ていただくためにきれいにお掃除をして準備をする
という意味です。

そして、
門松は、歳神様に「うちにきてください!」という目印

神様が降りてくる神籬(ひもろぎ)といったりします。

扉の前のしめ縄は、清浄にお掃除されたおうちですよ。
というアピール
ですね。

家の中の鏡餅は、いろんな説がありますが・・・

私は、歳神様のお座布団という考え方が好きです。
だから床の間のように家の中でも一番位が高い所に飾るのがベストだと思います。

我が家は、玄関、リビング、床の間のご本尊様の前、神棚の前、とたくさん鏡餅を飾ります。

歳神様が家に来てくれたら、
その年は
食べるに困らなくて、
豊かに暮らせると

言い伝えられています。

ただし、お祭りするのは
12月28日、30日にしてくださいね。

12月29日は、二重苦で縁起が悪いとされ
12月31日は一夜飾りで失礼にあたるとされます。

 
そして松の内が終わったら、鏡開きです。
私の暦では1月11日となっています。

神様のお下がりなので、ぜんざいとか焼餅とかして頂いてくださいね。

 

そして、その後、とんど焼きにしめ縄やお飾り類をお焚き上げしてこの行事は終了です。

 

私が住んでいた夫の両親の家の周りは結構年齢層も上がってきて、お年寄りが多いわりに家の前に門松、しめ縄をされてない家が多いのです。

意外と私たちの親世代(70歳前後)は、高度成長期時代でこういう教育を受けていない世代だったりするのもあると思います。

 

お飾り代を節約しても、豊かにはならないと私は思っています。

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