露天神社(お初天神)に参りました
神社開運鑑定家の藤尾美友です。
先日の大阪神社ワークショップの後、大阪駅に歩いて帰るので、露天神社にも一緒にお参りしよう!ということになり、大変久しぶりに参拝させて頂きました。
何年振りでしょう~。ただいまーって感じです。
東京へくる前は、住吉大社の初辰参りの帰りに、梅田のお友達がやってるうどん屋さんにランチを食べに行って、その後にこちらにお参りして、駐車場から車を出して帰っていました。
そう考えると相当お参りにきていたはずなのに、当時には気付かなかったいろんなことに気付いた今回の参拝でした。
やっぱりあの頃から考えると相当成長したんだなぁ(当たり前ですね)
梅田のど真ん中に鎮座しているのですが、ここは絶対なくならないでほしい大事な神社です。
今回お参りしたら、この露天神社のすぐ横に、ものすごくモダンなビルが建っていて驚きました。
でもよかった~と思ったのは、この露天神社の参道はふさがれずにちゃんと抜けるように建っていたことでした。
お手水の横に、井戸の神様と祓戸の大神さまが祭られるお社がありました。
こうやって拝殿に参る前に祓戸社がある神社は古い神社でとてもいい神社です。
調べてみるとやはり創建以来一千三百年の歴史を持つ古社でした。
大阪人はお初天神商店街で飲んだりするため、どうしても「お初天神」と覚えてしまっていますが、正式名は「露天神社(つゆのてんじんじゃ)」
この名前の起こりは、浪速七名井「神泉 露の井戸」がここにあることから来ています。
当時、真水の少ない大阪で、周辺地域のみならず社地横を通る旧池田街道を行き通う人々にとっても、貴重な井戸で、梅雨時期には清水を地上に湧き出したと伝えられるのだそうです。
こちらが拝殿・ご本殿
お祭りされているご祭神はなんと
・少名彦大神
・大己貴大神
・天照皇大神
・豊受姫大神
・菅原道真公
という伊勢系、出雲系、天神系というすごいお祭り状態です。
しかも
右手にあるこちらの末社には「金毘羅宮」「水天宮」ということで
・天乃御中主大神
・安徳天皇
・大物主大神
・崇徳天皇
・住吉大神、他二柱
もお祭りされていました。
やはり、産土神社や鎮守神社、職場の鎮守神社になられるわけです。
ちょうどこの日は、お初と徳兵衛が心中した命日でした。
祭壇が設けられ、神事も行われているようでした。
偶然お参りした日が、命日とはね。
この神社がしっかりしていたら、梅田・曽根崎も大丈夫でしょう。
ここをおざなりにして、移転したり、そういうことをすると、大阪でも大きく影響がある梅田がどうなるかわからなくなると思います。
ぜひ大事にお参りして、守っていきたいです。
5月13日(日)河内国一の宮の枚岡神社
5月25日(水)南江戸総鎮守 山王日枝神社