さてご本殿の解説などもたくさん聞いたのですが、あまり覚えてないので(笑)
私的には早く、奥へ行きたかったので、第二宮、第三宮があるところへ移動します。
参道の途中に、縁結びのご利益を願うご神木を教えてもらいました。
相生の樫といって、別々の種類の枝が途中で一緒になってることから、縁結び、夫婦円満などを願うようになったそうです。
ものすごく伊勢っぽいなぁ。。。と思ったらそのはず。神宮と同じ「唯一神明造」で、伊勢の遷宮のときの材木を頂いてきて、同じように建てたのだそうです。
私のイメージでは書かれているご祭神よりもずっと古くて名前を名乗れないくらいの存在がいる迫力でした。
昔、研究会のツアーでここに初めて来ましたが、大勢(40人くらい)で歩いていくので、参道の様子とか全然違って見えました。
階段をどんどん上がっていくと、ちょっと見晴らしのいい場所に出てきました。玄海灘がきれいに見えていますね。
ここで、巫女さんが持っている神楽鈴のモデルとなった「おがたまの実」を拾って見せてくれました。
確かに、神楽鈴のつきかたと、この実のつき方は似てる!
こちらが高宮祭場といわれる、宗像の神の降臨地といわれるところです。
中には入れないようになっています。
でもこの日は、11月15日、ということで毎月1日と15日に行われる月次祭が10時からここで行われるというのです。
私たちがここに着いた時間はまさに10時!
ガイドさんは10時までにここに登ってこよう!と時間をみて決めていたそうです。
そこで、せっかくなんで神事を見学させてもらおう!ということになり、神主さんが登ってくるのを待つことに。
この日結構寒くて、太陽が差さないと寒くてしょうがないのですが、こんな機会はそうそうありません。
しかも狙って15日に来たわけじゃないので、待ちました。
この後、ガイドさんが中の神職さんに許可を頂いて、私たち氏子ではない人たちも高宮祭場に入れて頂いて、神事に同席させて頂く事が出来ました。
さすがにそれは写真に撮れませんでした(恐れ多くて)
ゴザがひいてありますが、玉串奉奠で榊を神前にお供えするときなど、みなさん靴も履かずに靴下や足袋で砂利のところを歩き回ります。
すごーい
こういう定期的なお祭りも、お天気が雨になれば、時間も遅れて下の拝殿で行うことになるそうです。
雲ってはいて寒い日でしたが、雨は降っていなかったので、ちょうどその時間に立ち会えるというこのタイミングも絶妙でした。
そして、この後、大島へ渡る船に乗らなきゃいけなかったので、時間を気にしていたのですが、それも、ちょうどいい時間にフェリー乗り場につけるという本当にスムーズな進行でした。
まだまだ続きます。