神社開運鑑定家の藤尾美友です。
地域によって日にちが違うところがありますが、現代では1月11日に鏡開きをするおうちが多いようです。
ところで、なぜこのようなお飾りをおうちにするのかご存知ですか?
家に歳神様にお越し頂くための準備なんです。
歳神様は、家々に1年の実りと幸せをもたらすために、高い山から降りてくると考えられている新年の神様です。
お正月に、門松を目印に歳神様がやってきて、
しめ縄をしてある家にいらっしゃって、
鏡餅が、歳神さまの座布団。といわれています。
だから鏡餅がない家には、年神さまが長居せずに帰ってしまわれる。のですよ。
みなさんのお宅には鏡餅を飾られましたか?
私は昨年末忙しすぎて餅つきを家では行わなかったので、買ってきた簡易の鏡餅にさせて頂きましたが、玄関、神棚、お仏壇、リビングダイニングにそれぞれお飾りしています。
この写真は、大阪でどんどん会社を大きくされている産土信仰を長年されている社長さんからお借りしました。
あまりに素晴らしいお飾りだったので、感銘しました。
成功する人というのは、こういうことをしっかりと大事にされているものです。
さて11日の鏡開きですが、鏡割りとはいわずに、鏡開きという意味がちゃんとあるのです。
「餅を刃物で切るのは切腹を連想させる」という武家時代の風習から、包丁を使わずに木槌などで割って細かくしたところから、「鏡開き」というようになったのです。
もし包丁で細かく切っちゃっている方は、今年からは木槌で割ってみませんか?
ちなみに私の買った鏡餅は、パックのお餅が入ってるから割る必要がなかったりします~。現代人ですな。まったく(笑)
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