またまた、質問メールが届きましたので、せっかくなのでブログでお答えいたします。
Q.古い御札や破魔矢はいつ交換すればよいでしょうか。
年末詣でに行かれて新しい御札を頂いて来られた、という場合は、12月31日の日没後に神棚に御札をお納めしてください。
私が新しい御札を頂くときは遠い神社の事が多いので、神棚の御札を「本日新しく御札を頂きますので、先にお下げさせて頂きますね」とお声をかけて、半紙にくるんで、その御札の神社に持って行って、まず納札所へお返しさせて頂きます。
その際、お賽銭はもちろんですが、ごみを捨てるみたいに、ほいっと投げて終わりではなくて、
「一年間我が家をたくさんご守護して頂きありがとうございました。」と丁寧に御礼を申し上げること。
そして、社務所で新しい御札をお受けしてきてから、拝殿へ行き、その御札を持った状態でお参りをさせて頂きます。
その時に
「先ほど御札をお返しさせて頂きました。1年間のご守護どうもありがとうございました。
お焚きあげまで、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、また新しい御札を頂きました。この1年間我が家の神棚にお越し頂き、たくさんのご守護を頂きますようよろしくお願いいたします。」
というようにお祈りして、家に持ち帰ります。
神棚にお祭りするまでは、失礼にならないような場所に置かせて頂き、12月31日の日没後に、神棚にお納めさせて頂く。
という順番になります。
もし年が明けてから御札を頂いて来られるという場合は、12月31日の日没後交換は出来ませんので、これに限らず、出来る時で行ってください。
Q.御札の有効期限はあるのですか?
こちらの質問もよく受けるのですが、きっちり何月何日になったら効果がなくなる!というシステマティックなものではないのはもちろんなんですが、御札にご祈祷をするときに、1年間の守護を祈祷されていることが多いので、だいたい1年に1回は交換するといいですね。とお返事しています。
それも、たとえば4月にもらったら絶対4月に交換しなきゃいけない、という事はなく、4月にもらって、1月に交換して、次の年からは1月に交換、というのでいいわけです。
御守りグッズも同じ考え方でだいたい1年過ぎたものは、納札所にお返ししましょう。
Q.破魔矢の飾り方?
破魔矢についてですが、その年の凶方に矢が向くように祀るとよいという考え方もあるようですが、神社では特にそういう案内はしていないようです。
基本的に、神棚、仏壇、床の間、リビングの目線より高い場所にお祭りしましょう。というのがベーシックです。
そうはいっても、神棚の周りが縁起物でいっぱいでごちゃごちゃするというのは避けた方がいいので、縁起ものを買い過ぎないようにしてくださいね。
うちの義父、義母は熊手好きみたいで、初詣にいくと必ず買うのですが、神棚は私の部屋で私がお祭りしているので、熊手は義父の事務所の上の方に飾っています。
義父にとっては、神棚代わりなのかも知れません。
でも、破魔矢も熊手も神棚の代わりには全然なりませんので、ご了承のうえ、お祭りくださいね。
住吉大社さんの年末詣
参加者10名超えました。お子さんの参加もOKです(お子さん分は参加費頂きませんがランチの人数を数えたいので、申告はお願いします♪)