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お彼岸の先祖供養法

3月に入りまして、あっという間に
春分の日がやってきます。
3月18日から彼岸入り、
3月24日が彼岸明け、
3月21日がお彼岸中日となります。

何度か今までにもお教えした、
お彼岸に向けてやるとよい
特別な先祖供養の方法をご紹介します。

一番いいのは、家の主が行う事です。
でも家の主がやってくれそうもない場合は、
私がやりましょう!という
家族の誰かが代表して行えばいいです!

20150318_1

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1.半紙に×27cmの線を引き、
○○家先祖代々之霊位」

ご先祖の戒名がわかる場合は例えば
「為釈〇〇〇信士之霊位」
などと全員の戒名を書きます。

3代遡れる方は、3代分のご先祖の戒名を書くといいです。

2.3月18日から1週間、
お仏壇の前に寝かして置きまして、
その前で毎日お経を唱えます。

お仏壇がない方は、
東の窓の前に寝かしてもOK。

東に窓がない方は、南の窓でもOK。
おひさまが当たる窓に寝かしてください。
できれば、お水か熱いお茶を供えるとよいですよ。

3.お経は宗派のお経をあげます。
できない、わからないという方は、
般若心経(はんにゃしんぎょう)1回と
舎利礼文を3回がおすすめです。

舎利礼文(しゃりらいもん)をご紹介します。
般若心経はネットでもたくさん出てきます。

4.彼岸明けの3月24の午後以降に、
紙塔婆を川に流しに行きます。
24日が無理という方は、
それ以降の行けるときに行ってください。

川は、水がしっかり流れている川を選んでください。

川岸は危険ですので、
橋の上から流すのもありですが、
高い橋だと風で飛んでしまうので、
確実に紙塔婆が流れそうな場所を探してください。


5.紙塔婆の前にお線香を一本立て、
般若心経を一回あげます。

あの世のいいところにお帰りくださいね。
ついてきたらダメですよ。
そういって、流します。

その時、洗米ひとにぎりと、
用意できればシキミの葉を7枚
一緒に流すとよりよいです。


キレイに流れました。

これがお彼岸というとおり、
ご先祖様が岸に渡ることになるのです。

流せる川がないから、とか、お仏壇がないから、
とか、面倒だから(!)
されてない方がほとんどかと思います。

でもこういうことを面白がって、
これで家が幸せになるなら、やってみよ!!!
と楽しんでやるのが一番です。

こういう細々したことをしていると、
自分が死んだ後に
残った家族に迷惑がかからないそうです。

ご先祖さまがいてくださるおかげで、
今私たちはこの日本という豊かな国に
生まれて生きることが出来ています。

節目のときには、このように
感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

よく質問されるのですが、
結婚している方は婚家はもちろん、
ご実家の先祖の分もされるといいですよ。

嫁に行ったら実家の先祖と縁が切れるわけでなく、
ずっと子孫として護ってくださってますからね。
ただし、
ご主人の家はやらなくて実家だけというのはNGですよ。

筋は通しましょう。

菩提寺やお墓が遠くて
なかなかお参りに行けないという方にも、
この方法ならできますよね。

かくいう私も実家の菩提寺は
福岡でなかなか毎年参るというのは難しい
紙塔婆があってよかったです。

私も産土信仰プラス、
仏様やご先祖へのお参り法を強化してから、
とても開運しました。

おかげさまのおかげですね。
ありがとうございます。

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