開運研究所公式ブログ

2012.01.06

◆武蔵野七福神めぐり~弁財天様の巻

◆◆武蔵野七福神めぐり~弁財天様の巻
天命ナビゲーター開運鑑定家の藤尾美友です。
1月4日は、我が家の守備範囲である(あ、反対か守護していただいている範囲)武蔵野七福神めぐりに、ご近所のお友達とデザイン担当のスタッフと一緒に、お参りしてきました!

$成功する経営者が人知れず実践する秘伝・神社開運法

お天気はいいのですが、とっても風が冷たい1日でした。
まずは井の頭弁財天さまで集合して、周遊バス乗り放題とご朱印色紙を購入します。
そして早速井の頭弁財天さまにお参りします^^
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井の頭弁財天さまは、このアメブロのタイトルバナーで使わせて頂いた、赤い社殿がとってもかわいい弁財天さまです。
関東源氏の祖・源経基の創建で、伝教太師が延歴8年(789)の作という天女神を本尊に祀ったことに始まると伝えられる弁財天(サラスヴァティー)さまです。
なんと来年の巳年はご開帳されるそうで、12年に1度のチャンスだそうです。
秘仏ですしご本堂には入ったことがないのですが、中には弁財天さまだけでなく毘沙門天や大黒天さまもいらっしゃるそうです。
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こちらは井の頭銭洗弁財天さま
頼朝挙兵に際しては、その使者・安達盛長の夢枕に立って大願成就を予言したことから、「勝ち運の銭洗い弁天」として知られるそうです。
意外に知らない方が多いのですが、お金は不浄なものや思念がつくことが多いので、時々清めるとよいのです。
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ということで、早速お賽銭として用意してきた小銭を洗う娘たち。
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洗っているうちにきれいに光ってきて、みんなでキラキラ光ってる~!と感動。
すると、1万円札を持ってきたおじさんが後ろから登場。
どうぞ・・・と譲ると、1万円札を洗っているのでビックリ!
「小銭だとすぐ使っちゃうだろ。お札がいいぜぇ!」
といって、慣れた様子で立ち去っていきました。 うーむ。なるほど。
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ご本殿の裏手には、不動堂
聖観世音菩薩さま
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などなどいろんな仏尊さまにもお会いできます。
今回行き忘れたんですが、宇賀神さまの石塔
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宇賀神というのは衣食住の豊穣の神として有名なのですが、お姿を石塔にするとこのように身体が蛇で頭が人間という形をしているそうです。
そこでこの宇賀神に関しての伝説があるので、ご紹介してみましょう。
井の頭白蛇伝説
 江戸の昔(ある本には、鎌倉時代初期の話となっている)、北澤の松原(現・世田谷)に、子宝に恵まれない長者(「さんねんさん」という)夫婦がいた。
そこで井の頭の弁財天に願をかけたところ、時満ちて女の子が生まれた。首筋に生えた三枚の鱗を怪しみつつも、これを育てるうちに、娘は美しく成長し、「弁天様の生まれ変り」と評判になるほどの器量よしとなった。
 やがて娘が十六を迎え、親子三人打ち揃って、弁天様へお礼参りに出かけたところ、娘は池の前にじっとたたずんだまま動かない。わけを問う両親に向かって、娘は自分が池の主の化身であることを打ち明けた。
「今まで育てて頂いたご恩は、決して忘れません」
 娘が池に身を躍らせると、その姿は大きな白蛇に変り、水底へと消えていった。残された夫婦は娘をしのび、宇賀神を石に刻んで供養したという。
この伝説には、後日譚がある。
 ある年、長雨が続き、いたるところで洪水が起こり、井の頭池も水があふれ、付近一帯が水びたしになった。近くの村に住む与作という貧しい百姓が、風雨の中を草取りに出かけ、池のほとりで一休みしていると、足に小さな白い蛇がまとわりつき、手に持っていた鎌で追い払うと、その切っ先が蛇にあたり血がほとばっした。すると、辺りは暗くなり、篠つくような雨と雷鳴、そして池の中から大蛇が現れ、与作に襲いかかってきた。
 与作は、夢中で家に逃げ帰ったが、その夜の内に高熱を発して死んでしまった。
 一夜明けると、昨日までの風雨がうそのような上天気となり、それから雨のない日が続き、今度はひどい旱魃となり、井の頭池の水も干上がってしまった。
困った農民たちは、かねて名僧の誉の高い近くの宝仙寺の秀雄上人に雨乞いの加持祈祷してもらった。七日七夜の祈りが終わった時、西の空から黒雲が湧き起こり、土砂降りの雨が降った。
 この時、カヤとススキの甲州街道を白馬に跨った美女が東に向かって走っていった。通りがけの村人が訳を聞くと、女は「私は武蔵野のある家に嫁いでいたが、夫が病で早世したので、暫く実家に戻っていた。今日、ありがたいお坊さんのお招きを受けたので、これから婚家へ帰るところです」と答えたという。その女は、婚家のことも、実家についても多くは語らなかったという。
(原田重久著「武蔵野の民話と伝説」による)

こういう民話から、弁財天さま=巳信仰=金運アップ などとつながって行くのですね。
12年に1度に弁財天さまのご開帳が巳年というのも、この民話に関係しているのでしょうか(定かではありません)
なんだかすっごくおしゃれなサイトが出来ているので、井の頭弁財天さまの美しい写真などはこちらをご覧ください
ということで、今日はこの辺で。
次の七福神は、杵築大社の恵比寿さまです。お楽しみに!

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