お参り基本の「き」その1
こんにちは。開運鑑定家・藤尾美友です。
初詣に行かれる方も多いと思いますし、ちょっと初心に戻って、お参りの基本について、ブログに書いてみたいと思います。
神社や仏閣にお参りするのは、「お願いごとを叶えてもらうため」と思っている方は、考え方を変えてみましょう。
そもそも神仏は人間の願いを叶えるために存在されているわけではありません。
ピザや出前を頼むように「これをよろしく」といったからといって、その注文通りのものが届くわけではないのです。
では何をしにいくのか?
「1年のいろんなことに関しての感謝をお伝えに」
「新しい年をどんな年にしたいのかの抱負を伝えるために」
もちろんこの両方をするとよいのです。
年末詣のオススメは、初詣だと超混雑してしまうであろうその地域の一の宮や総社さんなどの神社にお参りする
初詣でのオススメは、自分の産土神社、遠くてお参りできない方は鎮守神社、家族の鎮守神社にもお参りするとすると結構忙しいものです。
仏閣に関しては、ここが好き。とか、親がずっとここにお参りしている、とかあると思いますので、特にここでないと。とは言いませんが、やはり初詣でに殺到するであろう人気のあるお寺はやめておいた方がよいと思います。
神社と仏閣の違いについては、私なりのお参り分けがあります。
神社は神様に会いに行きますので、「生きるエネルギー」とか「頑張りますので後押しお願いします」というような人の縁やチャンスで開運させてくださるいイメージ。
仏閣は仏様に会いに行きますので、それぞれの仏様によっての得意分野を知っておくといいですし、「癒やして頂く」「受け止めてもらえる」イメージです。
例えばものすごく嫌なことが起きて、ああ!スッキリとそれを昇華して次に行きたい!と思ったら、不動明王様の護摩の炎でそのモヤモヤを焼いて頂く。といった感じです。
この辺は神仏の勉強を深めていくと、どんどん楽しく神仏とお付き合い出来るようになります。
人気のある参拝客の多い寺社に初詣をオススメしない理由は、大勢集まった人の「欲」や「念」を受けてしまって、かえって調子が悪くなる事もあるからです。
特に人混みが苦手という敏感体質な方はやめておいた方が無難です。
本当によく質問されるのであえて書いてみますが、そもそも神仏は「お金」を使いませんので、10円だったからどう、5円だからどう、というようなことは関係ありません。
いちいちいくらのお賽銭を入れたかを見ているわけもなく。
でも金額は見てなくても「どんな気持ちでお賽銭を入れているか」は観られています。
「もったいないけどしょうがない。これで願いを叶えてもらおう」というような宝くじを買うときのようなお賽銭の仕方であれば、きっと
「お金の金額でいうことを聞いたり聞かなかったっったりする存在ではない」とプライドを傷つけられるでしょう。
逆に
「もったいないから1円にしておこう」と思っていれると
「願い事はたくさんするくせに、もったいないと思ってお賽銭をする人か」
ということが見抜かれてしまいます。
あくまでも「お供え」は気持ちなので、その人の神仏への信仰心が出る部分でもありますね。
あと、これは神社仏閣の都合ですが、外国の硬貨を入れられると困るというのは聞いたことがありますが、それは当然のマナーだと思います。
私もバリの寺院にいったらバリのコイン、台湾の寺院にいったら台湾のコインを入れました。
今日はここまで!