年始を迎える行事について
こんにちは。天命ナビゲーター神社開運鑑定家の藤尾美友です。
本日で仕事納めとさせて頂きます。
年初めは、1月7日から神戸御影セッションの予約などお受けいたします。
毎年ギリギリまで仕事をして、大掃除も満足に終わらずにそのままお正月に突入してしまう藤尾ですが、今年は夫の実家で、普段からお義母さまがあちこちきれいにお掃除されている方なので、大掃除もそれほど大変でもなく、自分たちの部屋で普段なかなかお掃除できてないところを掃除したり、娘の机周りを片付けたりするくらいでなんとか終わりました。
皆さんは大掃除は終わりましたか?
神道は禊ぎ(みそぎ)に始まり、禊ぎに終わる
といいますが、年越の大祓が12月31日ですので、それまでに家の中の禊ぎをしっかりと終わらせて、歳神様(福の神)の来訪を待ちたいものです。
注連縄やお飾り、鏡餅などの準備もされましたか?
これは昨年吉祥寺のオフィスに飾った注連飾りです。
私が前に住んでいた町でも、玄関にお飾りをされないおうちもたくさんありましたし、そういう昔から続く慣わしをされないおうちも多いようです。
私も都会育ちで親があまり信心深い方でなかったので、お正月の準備が面倒だからとい年末年始にスキーに行っちゃうようなおうちでした。
なので実は親からいろいろ教わったという経験はありません。
なんとなく見よう見まねでやってみたりしていましたが、土地、土地によってどのように飾るとかいろいろと違うので、それもおもしろいなと思っています。
私が現在住んでいる姫路では、やはり古くからの行事をしっかりとされているおうちもありますが、今住んでいる住宅地はできて40年くらいの住宅地で旧家があまりないので、やはりあまりお飾りなどもちゃんとされないおうちが増えているそうです。
■注連飾りは、12月13日~12月28日までに飾る
クリスマスのリースなどを飾るおうちも増えていますので、クリスマスが終わったら注連飾りに付け替えるといいですね。
■12月29日と12月31日は飾っちゃダメ!
29日は「苦待つ」といわれ縁起が悪く、31日は一夜飾りで神様への誠意が足りないとされるので避けると一般的に言われます。
でも私が最近通っている善寿寺さまの観音様からのメッセージで、今年は12月29日に飾りなさいと教わったので、私は29日に飾ろうと思っています。
というか、飾る日が決まってるとは今まで知りませんでした。
■鏡餅は床の間か居間に飾る
歳神さまが来られるときの座布団となるのが、鏡餅なのだそうです。
だから家で一番の上位の場所である「床の間」に祭るのがいいのです。
ですが住宅事情で床の間がない場合は、みんなの集まる「居間」にお祭りするといいですね。
ちなみに善寿寺さまには、神棚やお仏壇、台所やトイレにも小さい鏡餅を祭るとよいそうです。
藤尾家は、神棚とお仏壇に小さいのを祭ろうと思っています。
■お節料理はお仏壇に供えてから頂く
おせち料理は「御節料理」と書き、季節の変わり目である節の日(五節句)に、神様にお供えをする料理のことをさしていました。
めでたいことを重ねるという願いをこめて、縁起の良い食べ物を重箱に詰めていきますが、その料理一つひとつに意味があります。
お正月におせち料理にさっさと箸をつけるのでなく、まず神棚やお仏壇にお供えして、神様と仏様に頂いてもらってから、お下がりを家長から頂くといいですよ。
■鏡餅は1月11日に下げる
お供えしていた鏡もちをさげて、木づちで叩き割り「鏡開き」をします。
割った餅はお汁粉や雑煮にしていただきます。
■御札や破魔矢は必ずしも年越さなくても返してよい
年末詣で、新しい御札を交換し、神棚にお供えして、新年をお迎えしてOK。
新年には神棚の御扉を開いて、普段よりにぎやかにお神酒やお供えをするとよいですね♪
■お正月飾りのとり払いは1月7日
「松の内」が過ぎる1月7日にお正月飾りはとり払うのが慣例ですが、地方によって違う場合もありますので、地方の慣わしに合わせてください。
■お飾りはどんど焼きに参加して燃やす
お正月にお祭りしたお飾りなどは、小正月(1月15日)に行われるどんど焼きに参加してお焚きあげするのがよいです。
でも最近の神社では、御札以外は受け付けてくれないこともありますので、確認をしてください。
明日は義母にお願いして、餅つきを家でやって鏡餅を自作することにしました!(といっても餅つき機です)
昨日からもち米を水につけてあります。
おもち食べ過ぎて太らないようにしないと!!!
せっかくなので田舎のお正月行事をいろいろ見に行ってみて、ご報告したいなと思っています。
皆様も一番忙しい時期と思いますが、福の神がしっかりとおうちに遊びに来てくださるようにがんばって新年をお迎えくださいね。