伊勢の続き、まずは伊雑宮
こんにちは。神社開運鑑定家の藤尾美友です。
先週末いってきました伊勢の続きがまだアップできてなかったのでそちらをご紹介します。
何度かご紹介したことがあると思いますが、志摩国一の宮の伊雑宮
伊勢からだと車でも1時間弱かかりますので、足がない方も多いのかいついってもとっても人が少なくゆっくり参拝できるとっても重要な神社です。
いついってもきれいに掃き清められています
ほらっ!とっても素敵でしょう~
いつもそうなんですが、ここを参拝するとマニアっぽい方に逢います。
今回もカメラを持った神社好きっぽい方と入れ違いました(笑)←私もやんって!
伊雑宮のご祭神は天照坐皇大御神御魂 (あまてらしますすめおおみかみのみたま)
天照大御神の遙宮(とおのみや)といわれていますが、この日帰りにお参りすることになる滝原宮もそうです。
「内宮」「下宮」「伊雑宮」で伊勢三社と呼ばれます。
伊雑宮にはご神田がある唯一の別宮です。
御田植祭には「太一」という旗をあげるそうですので、「陰」「陽」「太一」という三社なのでしょうか。
オリオン座に三ツ星があるように神社が3社、等間隔に祀られているところがあります。
武蔵国一の宮の氷川神社も実はそうなんですが、星の存在と関係があるところでそのようなお祭りがされてることが多いので、伊勢は等間隔ではないですが、無関係とはいえなさそうです。
「星」と関係あるということは、宿命・運命に影響があるというとても重要な所なんです。
世の中にある「占い」は西洋でも東洋でも、みんな「星」をみて占っています。
考えてみると三社セットのようになっている聖地って結構ありますね。
熊野も熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社で熊野三山、
秩父も秩父神社、三峰神社、宝登山神社で、秩父三山
他にもいろいろ・・・
と少々マニアックな話になってしまいましたが・・・
このご本殿の上にある千木(ちぎ)っていうの、わかりますか?
ばってんみたいになってるところです。
これって、神宮ではお社の上にバッテンの木を載せてるんじゃなくて、破風板を上までのばしてクロスさせているんですって。(せんぐう館で本物と同じお社模型をみながら教わりました)
そしてその千木の先端が、横に切れてるのと、縦に切れてるのがあるんですがご存知ですか?
縦に切れてると外削ぎ、横に切れてると内削ぎっていいます。
これ、神社検定の3級で出たりしましたよ~。
で、外宮にいくと、ご正殿は外削ぎなんですね。
内宮にいくと、内削ぎなわけです。
外削ぎの神社は男の神様で、内削ぎの神社は女の神様という説もあるようですが、あまりそうではないですし、一応外宮の「豊受大御神」様は古事記では「豊宇気毘売神」という女神様ということですので、そう覚えないほうがよいようです。
実際にどうかというのと、神話や神社界での定説というのはまた違ったりするもんなんですけどね!
そういうわけで、今ふじおは、神社界での定説をもう一度勉強しなおしているわけですが、本当に難しい。けどおもしろいです。
少々マニアックな伊雑宮のブログになってしまいましたが、いかがでしたか?
いろんな説に関してはいろんな本が出てますが、どれがオススメとかは言えないので、興味がある方はご自分で探してみてください。