【参拝ガイド】三峰神社~摂社末社群
三峰神社の由来、ご祭神
さて、三峰神社にはどんな神様がいらっしゃるのでしょうか。
主祭神は
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉册尊(いざなみのみこと)
景行天皇の命により東国平定に遣わされた日本武尊(やまとたけるのみこと)は、甲斐国(山梨)から上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中三峯山に登り、山川が清く美しい様子をご覧になり、国をお生みになられた二神をおしのびになって仮宮を建てお祀りし、この国が永遠に平和であることを祈られました。この時、尊を道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神様の使いとして一緒にお祀りされています。
その後、景行天皇は日本武尊が平定した東国を巡幸された折に三峯山に登られ、三山高く美しく連らなることから「三峯の宮」の称号をたまわりました。
(三峰神社公式サイトより)
その後、修験道の祖役小角(おづぬ)が伊豆から三峯山に往来して修行し、淳和天皇の勅命で弘法大師が十一面観音の像を刻み、社殿の脇に本堂を建て、その後、明治維新まで神仏習合の聖地として、僧侶が神前奉仕を行っていたそうです。
その名残として、
今おしゃれなコーヒーハウス小教院となっているこのお堂もお寺のひとつでした
宿坊の裏には
お寺があった当時の釣鐘があり、朝と夕方にこの鐘が鳴らされます。
この当時のご本尊様の十一面観音立像は、三峰山博物館にいらっしゃるそうです。
ですが、今回もコロナの影響で閉館中でした。
まだ一度も拝見してないので、次は、ぜひ拝みたいです。
今ご紹介した場所です。
次は右上の摂社末社群ですね。
摂社末社のオールスターズ
藤尾が必ず参拝する摂社末社をご紹介していきます。
●国常立神社
三峰神社で絶対外してはいけないのはこちら
国常立神社(くにとこたち)です。
何なら、三峰神社の主祭神であるイザナギイザナミ様よりも、もっと大物であるこの神様。
ご挨拶せずに山を下りるなんて、ナンセンスです!
ですが、訳も分からず参拝しても、あまり意味はありません。
国常立大神様は、日本で大人気の聖地にはご祭神として書かれてなくても、必ずいらっしゃる地球の主宰神のような神様です。
ですが、甘やかしてくれるような神様ではありません。
自分は何のために何をがんばりたいのか(志)
自分は〇〇が天命です。天命を歩んで〇〇にお役に立ちます。
というようなことをいうと、ものすごく評価してくださり、後押しもくださいます。
(天命がわからない、気付きたいという方は、美魂磨セッションへ)
自分以外のために祈るという方は、それはそれでよいのですが、例えば、
「地球がもっと平和になりますように」
と祈ったとしたら、
「それであなたは何を貢献するの?」
ということを神様は聞きたいようです。
もしどちらも言えないということであれば、おすすめは自己紹介をしてお見知りおき頂くということです。
私はこういうものです。今は天命や志がはっきりといえませんが、今はこういうことを生業(なりわい)としております。
もし何か後押し頂いてましたら、本当にありがとうございます。
これからも何か応援してくださることがあれば、ぜひともよろしくお願いいたします。
こういう感じでしょうか。
正解、不正解とかじゃなく、藤尾が今までに神様から頂いている感覚ですので、参考にして頂ければ幸いです。
●伊勢神宮
次は、みんな大好き伊勢神宮ですね。
ちゃんと内宮のお社を模してあります。
(鰹木が8本、千木は内削ぎといって、女神様のお祀りの仕方です)
ということは、内宮の天照大御神様と通じるお社ということです。
(天照様が女神か男神かという議論はあるのですけど、一応女神様というのが通例)
伊勢神宮ではみなさん、個人的なお祈りは向いていないよ。と聞いたことがありますか。
実際、神宮で働くすべての神職さん、その代表である天皇陛下も、個人的な事を全く祈らない。
いつも日本の事、日本国民の事、世界平和の事を祈る場所というのが、伊勢神宮。
なので、ここでも、日本や世界の事をそれこそ祈るのが最適です。
世界平和を祈るなら、国常立神社じゃなくて、こちらです。
末社群
数多くの末社が並びます。
私はすべての神さまのご挨拶するのですが、通常の参拝の方は自分にご縁を感じる神様だけご挨拶されればよいかと思います。
伊勢神宮の隣にあります、伊勢の続きですね。
塞神社は、境の神の一つで,道祖神,たむけの神,くなどの神など
意外と重要な神がいらっしゃることもあります。
鎮火神社は、この三峰神社のご利益が火防でもあるので、お祀りされてるのかなと。
厳島神社は、広島にある宗像三女神を祀る芸能の神さまですね。
杵築神社は、出雲のことです。大国主大神ですね。
琴平神社は、香川の金刀比羅宮の神さま。
道中安全などのご利益が有名です。
屋船神社は、家屋を守る神だそうです。
木材と草(屋根の材料)を司る神です。
珍しいですね。
稲荷神社はみんなご存じ豊穣の神さま。
浅間神社は富士山にいますコノハナサクヤヒメ様の神社です。
菅原神社は、菅原道真公を祀る学業の神様。
諏訪神社は、長野の諏訪湖を囲む四社の神社。
いろいろ言いたいけど長くなるので省略。
このお社修復される前は、このお社の後ろに御柱が立ってたんですよ。
なくなっちゃって残念。
金鑚(かなさな)神社は、武蔵国二宮とか五宮とかいわれる山をご神体とした拝殿しかない神社です。
安房(あわ)神社は千葉県の房総半島、安房国一宮の神様。
御井(みい)神社は井戸を護る神様、水の神様ですね。
三峰神社にも決して参拝者にわからない場所に大事な井戸があるそうです。
水がないと私たち瞬く間に死んでしまいますからね。
とっても重要だし、外国から奪われないように守らないといけません。
日本の水は本当に美味しいし、貴重なのです。
そして最後が祓戸神社
こちらはお祓いの神様である祓戸四神(たぶん)が祀られているお社。
なぜこの場所なのか、ちょっと不明です。
かなりの大作になってしまってますが、まだあります。
さらに右側になるこのエリア
こちらは東照宮、徳川家康公ですね。
個人的にはこの大山祇神社がおすすめ。
いつも紙垂がばー---って揺れて、お祈りが終わったらピタッと止まります。
山の神であり、いつもお世話になっている産土の大神様をよくやってくださる神様でもあるので。
今回ちょっとだけ撮らせて頂きました♪
春日神社は奈良の春日大社のアメノコヤネ神さま
祝詞を作られた神さまなので、言霊の神という認識です。
そして八幡宮。
謎の多い、けどものすごく力のある勝負につよい神様です。
今回はここまで。
次回はまだご紹介していない末社と奥宮へご案内します。
お楽しみに。