【京都旅】黄檗宗大本山萬福寺と普茶料理
さて、宇治に移動し、黄檗宗大本山萬福寺へ来ました。
時間がお昼だったので予告していた、萬福寺でしか食べられない普茶料理という精進料理を頂きます
お寺で食べるには予約が必要だったので門前の萬松閣さんの普茶弁当を注文しました。
こちらが萬松閣（ばんしょうかく）さんです。
普茶とは、お寺の行事について協議するときに茶礼という儀式を行い、その後の謝茶(慰労会)で出されるお料理だそうです。
神社でいう直会(なおらい)みたいな感じですね！
だからお坊さんが日常食べるのとは違う豪華なもてなし料理のようです。
ものすごくどのお料理も繊細な味付けがしてありおいしかったです。
天ぷらは芸術品のよう
梅干しの天ぷら食べたことあります？
こんにゃくの中にお寿司がはさまれてたり。
珍しいお料理でした！
まんぷく
順番が逆になりましたが、これから萬福寺を参詣いたします。
総門です。立派ですね。
三門が見えてきました。
まっすぐ参道を進むと、左手に神社っぽい建物が。
「鎮守社」でした。
もともとの地主の神さまのようです。
まずは鎮守の神社にお参りしてから仏閣に参るとっても筋が通った参拝になるのですよ。
少しお清めなどしたら、とっても歓迎してくださいました。
お手水がとてもかわった形をしていて、ちょっと中国っぽいですね。
上からみるとこんなきれいなんですよ！
まずは天王殿で、布袋さまにご挨拶です。
とってもふくよかににっこり笑われていて、このお顔が宿坊に泊まらせていただいた長楽寺の住職さんにそっくりなんです。
ここでは布袋さまは弥勒菩薩と呼ばれています。
とても素敵な参道だと思いませんか？ 美しいんですよ。。
次に向かうは大雄寶殿（だいおうほうでん）
本尊は釈如来さまです。
参拝する前に
中華線香を買いました。このお線香、今のお香の前に使っていたものと似ていて、とっても懐かしい！
お線香立てさせていただいてから、参拝します
参拝が終わった後、有名な開梆((かいぱん)を見に行きました
今でも使われている、行事の始まりや時刻を知らせるときにならす魚鼓（ぎょこ）ともいわれるものです。
木魚の基になったといわれています。
たたきすぎて、反対側はちょっと割れかけてるところがありました。
他にも見所はたくさんあると思うのですが、時間もあまりなかったので、これで戻りました。
予約しておけば、こちらで普茶料理の本格派を頂くこともできるそうです。
私が食べた普茶料理はお弁当みたいになっていますが、お寺の普茶料理は、器にきれいに並べられていてちょっと中華っぽいそうです。
もし行かれる方はそれも楽しまれるといいと思います。
普茶料理はほんとに美味しかったですよ。
