全員に読んで欲しい「歩いて知る神社と神さま」
宗教人類学者で他にも専門分野を多数お持ちの
植島啓司先生の新刊
出版社からのコメント
現在も世界各地の聖地を巡り、研究を続ける植島啓司さ
ん。本書は、その豊かなフィールドワーク体験をもとに
した書き下ろしです。
第一部では「神社と神さま」にかんする知識、第二部で
は各神社について語ります。
エッセイ調の丁寧でやさしい解説文+植島さん独自の切
り口で、初心者から上級者まで読みやすく楽しめる一冊。
芳醇でワクワクする「神社と神さま」の世界へ、植島さ
んがご案内。(amazonより)
この本は私が開運ツアーの時に、どういう所に
皆さんをお連れしてどういう体験をしてほしいか
という原点がお分かりいただける一冊です。
植島先生の観ている聖地の感覚と私はほぼ同じです。
そして植島先生の解説する神社の歴史も
とってもわかりやすい。
◆今の神社の形になる前にどうだったのか。
◆神仏習合(しんぶつしゅうごう)について
◆廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)はどのように起こったのか。
◆国家神道の後、神社はどうなったのか。
神社をただのパワースポットと考えるのではなく
どのような歴史を経て、今の神社になったのか
知っておくと、また深いお参りができるでしょう。
特に私が好きな章は
「だれもが神がいると思っているところに神はいない」
です。
だからその「神」に会える場所に案内するのが
私のツアーの一番の目的であり、
それが人気の秘密だったりするのです。
そして第二部の一度は訪れたい神社・古社
のチョイスもたまりません。
産土信仰は地主神を大事にします。
もともとの神様のこと、かなり書かれてあります。
いろんな神社の解説本がありますが、
産土信仰を信じる方には
この本で勉強して頂きたいです。
藤尾のツアーの参加される方にも
課題図書で読んできて頂きたい本です。