神社仏閣の素朴な疑問 その3
先日にもやった企画
スマステーション特別企画
神社仏閣の素朴なギモンを徹底解説 今さら聞けない!開運マナー
というコーナーでわたしだったら、こうアドバイスする!
というかなり強引なコーナーの第3弾です。
Q7.お賽銭は、どのくらい入れればいいの?
A:お願い事が多いときはたくさんいれる
B:気持ちなので金額は関係ない
正解は…B
お賽銭は、参拝者の気持ちなので金額は関係がないとされています。
というのが番組の答えでした。
お賽銭についてのご質問、本当に多いですよね。
そういうところが日本人らしいというのでしょうか
よくお祝い金やお香典の金額なども、他の人の相場を知りたくていろいろ聞いたりしませんか?
お賽銭にもマナーがあるのかなと思うことは、いい傾向だと思います。
でも!
実際には神仏がお金を使うわけではありません。
使うのは神社を守っている方です。(神主さんや氏子さんなど)
もちろん神社の経営も大変ですから、たくさん頂いたほうがよいのはもちろんです。
たくさん頂いたら頂いたで、壊れかけているところを修理したり、由緒書を整備したり、他にもいろいろお金がかかることがあるでしょう。
でも、「1万円もお賽銭としといたから、神様は願いを聞いてくれるだろう」
ということもありません。
そういう金額と引き換えに願いをきくことは、全く関係ないのが、私が皆さんにお伝えしている産土の神さま、鎮守の神さまたち、高級神仏です。
なーんだ。ってガッカリしましたか?
でも大丈夫です。
なにもお賽銭弾まなくても、その神さまたちが後押ししたくなる!!!という人になればいいのです。
(それについては開運塾や開運セッションでね)
だったら、なんや金額関係ないのなら、家にあまってる、1円や5円にしとこ!!
というのもいかがなものでしょうか。
神さまや仏さまは、金額うんぬんではなく、どういうお気持ちでお参りに来ているかを観ているのです。
「100円もったいないから、1円にしとこう」
という気持ちでお賽銭して、ガンガンに願い事をする。
こういう人、あなただったら、たくさんサポートしてあげたい!!!って思いますか?
私だったら、ガッカリします。「もったいないからって・・・涙」
もちろん、私も小銭がなくなってくると、10円でお賽銭することもありますよ。
摂社末社などたくさんある神社にいくと、お賽銭の金額も大変なことになってきますし。
でも1円、5円は、植林のための募金をしているので、お賽銭にはほとんどしてません。。。
でもメインの拝殿で自分でもこれでいいだろう。という金額をお賽銭しているなら、無理に摂社末社すべてにお賽銭しなくても大丈夫です。
白いお金がいい、黒いお金がいい、縁起をかついで何円・・・などといろんな説があるかも知れませんが、私はあまりこだわらないです。
それよりもあなたに、笑顔で「神さまいつもありがとうございます大好きです」
って祈られるほうがよっぽど嬉しいと思います。
私はお賽銭箱に入れるお賽銭は、お札ではなく硬貨を入れることにしています。
ひっかかってしまいますしね。
そして、今日はお札で納めたい!というときは、ポチ袋に「○○代として」と何に使ってほしいか書いて入れるといいのです。
この封筒は家にあったもので、「初穂料」と書かれていますが、お勧めは無地のもっと小さいポチ袋でもいいので、「植樹用」「柄杓代として」などと書いて納めるといいですね。
神社には鎮守の森がしっかりとある方が力が出るので、「植樹用」として納めることをお勧めしています。
でも他に修繕してほしいところ
や、柄杓を買い換えてほしいとか、いろいろあると思うので、その金額に応じたものを書かれるといいと思います。
ちなみに、初穂料という意味は、
その年に初めて収穫された稲穂のことを初穂といい、昔はそれをまず神前に供えることで、一年の豊作と恩恵に感謝してきました。
そのことから、神さまにお供えするお金も、「初穂料」というようになりました。
もし1万円以上をご奉納したいという場合は・・・・
長くなるのでまた次の機会に書かせていただきます