お彼岸の先祖供養を自分で行う方法
もうすぐ秋のお彼岸です。
お彼岸の声が聞こえてくるようになると、しっかりと確実に
道の脇に彼岸花が咲いてきます。
自然の摂理ってすごいな。って毎年思う私です。さて、今年は9月20日から彼岸入り、
9月23日が彼岸中日、
9月26日がお彼岸明けとなります。お彼岸に向けて、自分でできる
先祖供養の方法を、お教えしたいと思います。一番いいのは、家の主が行う事です。
でも家の主がやってくれそうもない場合は、
家族の誰かが代表して行えばいいです!
半紙に5×27cmの線を引きます。「為○○家先祖代々之霊位」
お仏壇にいらっしゃるご先祖の戒名がわかる場合は全員の戒名を書きます。
3代遡れる方は、3代分のご先祖の戒名を書くといいですよ!
私の紙塔婆は前のだから、まだ為という字が入ってません。これはできれば彼岸入りの1週間前(9/13)までに書きましょう!
(ごめんなさい。お知らせが遅くなったので、できる日から始めてください)
そしてお彼岸入りまでの1週間、お仏壇の前に寝かして置きまして、
その前で毎日お経を唱えます。お仏壇がない方は、東の窓の前に寝かしてもOK。
東に窓がない方は、南の窓でもOK。
おひさまが当たる窓に寝かしてください。
できれば、お水か熱いお茶を供えましょう。お経は宗派のお経を唱えられる方はそれを。
わからないという方は、
般若心経1巻と舎利礼文を3返がおすすめです。舎利礼文(しゃりらいもん)をご紹介。
般若心経はネットで調べてみてね。
そして、彼岸明けの9月26日の午後以降に、
紙塔婆を川に流しに行ってください。26日が都合が悪いという方は、
できるだけ早く流しに行ってください。川は、水がしっかり流れている川を選んでください。
川岸は危険ですので、橋の上から流すのもありですが、
高い橋だと、風で飛んでしまうので、
確実に紙塔婆が流れそうな場所を探してください。
あの世のいいところにお帰りくださいね。ついてきたらダメですよ。
そういって、流します。
その時、洗米ひとにぎりと、シキミの葉を7枚も一緒に流すとよいです。
キレイに流れました。これがお彼岸というとおり、ご先祖様が岸に渡ることになるのです。
流せる川がないから、とか、お仏壇がないから、とか、
面倒だから(!)というのは聞いてませんが、
されてない方がほとんどかと思います。こういうことを面白がって、これで家が幸せになるなら、
やってみよ!!!と楽しんでやるのが一番です。こういう細々したことをしていると、
自分が死んだ後に残った家族に迷惑がかからないんですって。ご先祖さまがいてくださるおかげで、
今私たちはこの日本という豊かな国に生まれて生きることが出来ています。節目のときには、こうやって、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
よくある質問ですが、
結婚している方は婚家はもちろん、
実家の先祖もされるといいですよ。わたしもそうしています。
嫁に行ったら実家の先祖と縁が切れるわけでなく、
ずっと子孫として護ってくださってますからね。ただし、ご主人の家はやらなくて実家だけというのはNGですよ。
筋が通らない事は神仏は嫌います。菩提寺やお墓が遠くてなかなかお参りに行けないという方にも、
この方法ならできますよね。かくいう私も実家の菩提寺は福岡で
毎年参るというのはなかなか難しいので、
紙塔婆があってよかったです。私も産土信仰プラス、仏様やご先祖へのお参り法を強化してから、
とても開運しました。おかげさまのおかげです。
なかなか自分で出来そうにない、檀家寺もないし、お経も読んでもらっていないという方は、
藤尾美友が自坊にて「秋の彼岸会」を行いますので、こちらにお申込くださいね。
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もしくは、@ubusuna で検索
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藤尾が代筆させて頂きます。
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